思い出は消えない

「先生!」

私は最初に出てきた先生に

声をかけた。

「萩夜は?」

私が聞くと、先生はニコッて笑った。

「大丈夫だよ!」

(やっぱり!萩夜は強いもんね!)

それから、萩夜は

病室に運ばれた。