思い出は消えない

病院に着いて、

萩夜はいつもの治療室に

運ばれた。

(大丈夫…。先生、半年はもつって…。まだ半分しか経ってないもん。絶対大丈夫。真嬉ここで待ってるから!)

……………

30分後。

治療室のドアが開いた。