帰り道―――― 「あ!アユじゃん!」 声をかけてくれたのは、アタシの大好きな先輩、アヤさん。 外見はすごく怖くて、地元で有名なヤンキー。 でもアタシを妹のように可愛がってくれる優しい人。 「今日今から遊ばない?」 アタシはユナと顔を合わせた。 「いいですよ!」 さすがに断れないのでアヤさんと遊ぶことにした。