「感情は、心があるから芽生えるの。 貴方にもあるから、ムカついたり、悲しんだりするのよ? 大丈夫、まだ貴方は大丈夫だよ」 「‥‥‥人間ごときが俺に悟りを拓くなよ。 あの馬鹿天使だって、感情なんざ無いんだと思う。 天使がお前等を助けるのは、感情じゃねぇ、義務だ」 「ユーリはちゃんと感情があるよ」 「だったら何で俺を裏切ったんだよ!!!!」 バンッと勢いよく、私の横の棚を殴りつけた。 その衝撃で数冊の本が床に叩きつけられる。