ラジエル様の口から発された言葉が、頭の中を巡り抜ける。 「どういう‥事ですか?」 「ユーリ、君は上級天使だ。 上級悪魔と手を組もうなんていう考えは持ってはいけない。 倒すべき相手は如何なる理由であろうと倒さなければならないんだ」 言葉が突き刺さる。 切り裂かれた心が痛みを堪えた。 「でも‥っ」 「倒さなければ、君はこの天界を追放される事になる」 「追‥放?」 ラジエル様の言葉は更に現実を見せる。 俺とラジエル様は黙り込んだまま、沈黙の時を過ごした。