「それは恋だな」
おれは隼人に昨日ことを
話した



「この俺が恋なんかするわけないだろ!!」



「ほぅ~自信ありありだな♪じゃあ確かめるよ★」


「は??確かめるってどうやって」



『おはよー』

ドアの方から声がした


『なぁ杉山さん!!放課後空いてる』


はぁ?!!何聞いてんだあいつ



『うん♪空いてるよどうしたの??』


『あのさ…一緒にカラオケ行かない??』



はっ??カラオケ??
おいおいまてよ
カラオケって
超密着しやすい場所じゃねぇかよ


…………
って何ムキになってんだよ


『じゃあ放課後ね♪』


『うん!!』


あいつカラオケ行くんだ



『丈今の見てどう思った??』



どうって…
ムカついたあいつが
カラオケ行くって
聞いただけで

………………
とは言えず
「べっべつにどうも思ってねぇよ」


かみまくりじゃん
「里佳ちゃん可愛くなってから告白とかすげぇらしよ」


「なんでお前がそんなこと知ってんだょ」

「彼女に聞いた♪」
は??彼女??


「お前彼女いたの??」

「あれ?言ってなかったけ里佳ちゃんの親友の千晃」



「ふ~ん」

「ふ~んってお前な…」