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夢は、あまり見ない方である。

最後に見たのは、涼子がまだいた頃だろうか。

今は、真っ白な天井を見上げて

ただ、思索に耽た。

別段、悲しく無い訳では無い。
だが、悲しんではいけない様な
気もした。

だから、泣いてはいけない様な気もした。