駆ける…キミト共に

「あたしもね、それで
泣いてたから、
ティッシュを持って来て手渡したら

要らない!

て言ってね…。

本当に、つくづくあなたに似てるなって…
あたしは思ったの。

ずるいよね…本当に…
一番泣きたいのは…あたしなんだけど…ね」

どんな結果で、どんな過程を描いて
ここまで来たか…
予測の付かない、この展開に
ただただ驚き、
皆…確かに泣いていた。