駆ける…キミト共に

まだ…幼かったんだな…そりゃあ、あれだけの決断…
俺でも無理だ。
だから…

こんな事になっちまった訳だけどさ…

「あの子、両拳をギュッと握ってね?
下をずーっと向いていて
下唇を噛んでた…
辛いよね。
ママも頑張るね。
って…
優しく声を掛けたわ?
それしか…あたしには出来ないもの」