駆ける…キミト共に

「あなた、
自分、前ですが
家内と息子が離れて行きまして…
て言ったのよ。
びっくりしちゃったわ?
それで、でも悲しそうじゃないですね?
て言ったら」

「自分は家内が安心して戻って来れる様に
今は、仕事を頑張ろうって決めたんですよ」
無意識に自分が答えていた。

そして、あの子は…印象に残っていた
あの子だった…