ヒソヒソ…


「何かムカつく〜…」

怒りマークを浮かべながら実里が言った

『まぁまぁ〜』

「それよりさぁ…何で護はパシられてんの?」

「僕…この前高潮さんにぶつかっちゃって…」

「ドジだなぁ〜」

「うぅ…」


『ねぇ?何処にいるの』

「多分…食堂…」

『食堂どこ?』

「何か無駄に広すぎだね」


『「はぁ…」』

私と実里はあまりの広さにため息が出た

「ごめん…あっついた」

そんな会話をしながらたどり着いた場所に…

『レストラン…?』

「学校に…?」

「嘘だろ…?」

護意外の全員が固まった
そこは『食堂』という名前に合わないレストランのような場所だった