婚約者は俺様なオタク様★




―…



このサンドイッチ美味しすぎる。

さすが千円の価値あるなぁ。



「ここのサンドイッチ美味いだろ?」

と笑顔で言う高田。



―ドキッ



「えっ、うん」


今一瞬、高田の笑顔にドキッとした自分が…。


コイツの笑顔に弱いんだよねぇ…私。


って言っても高田は高田。


普通にしなきゃね。


そう思いつつレモンティーを一気に飲み干した。


「喉渇いてたのか?」



「いやぁ…別に。ってか高田ってこの店よく来るの?」


「ん?…まぁな」


歯切れの悪い返事をする高田。