婚約者は俺様なオタク様★




「俺の顔になんかついてる?」


どうやら私は高田を見つめていたらしい…


「別に…」


「じゃぁ早くメニュー決めろって」



そう言って更にメニューを私に差し出した。



何にしようかな…


つか、ここの値段高いんだけど…


サンドイッチが千円ってどうよ?


普通は、こんなもんなの!?


今財布に5千円しか入ってないし…



「私、レモンティーだけでいいよ」



「はぁ?」


『何言ってんの?』みたいに返事をする高田。