山本は、その場を去ろうとした。




あっ俺の本性隠すように言わねーと。





あえて下の名前で呼んでやるか。



「桜!」


振り向いた山本。




普通にしてるつもりなんだろうけど、顔が赤い。


初々しい奴。



用件を言うと山本は、俺を睨んで帰った。




俺もそろそろ帰るか。



今日はバイトだしな。



めんどくせぇ…