「えっ…ぼっ僕ですか?」 高田は少しオドオドしながら言った。 ってか男が女に向かってオドオドして、どうすんのよ! 「ちょー冷たいんだけど!? どうしてくれんの?」 高田にムキになるギャル。 私、この間に帰ってよろしいでしょうか…? 「ごっごめんなさい…花壇に水をやろうとしたら…ホースが…」 「何?それ言い訳?」 責め続けるギャル。 もう見てらんない。 たかが水掛かっただけじゃん。 しかも、わざとじゃないんだし。