婚約者は俺様なオタク様★





「ちょっと!」




私の言葉を無視して高田は、ズカズカとホテルの外に向かった。




すれ違う人々みんなが私たちを見ている。



そりゃそうだよね…



私は、高田に引っ張られっぱなしなんだから。





まぁ1人で部屋にこもってるよりは、こうして高田と外に出た方が良いのかな?



行くからには楽しもうと思った。