「ちょっと!」 私の言葉を無視して高田は、ズカズカとホテルの外に向かった。 すれ違う人々みんなが私たちを見ている。 そりゃそうだよね… 私は、高田に引っ張られっぱなしなんだから。 まぁ1人で部屋にこもってるよりは、こうして高田と外に出た方が良いのかな? 行くからには楽しもうと思った。