婚約者は俺様なオタク様★




オレンジジュースを一気に飲み干すと



―ピーンポーン



部屋のチャイムが鳴った。



誰だろ?


お父さんもお母さんも遊びに行ってるから居ないんだけど。


まぁ出てみるか。




―ガチャ


と私がドアを開けると、ポケットに手を突っ込んで気ダルそうに高田が立っていた。





「何してんの?」



高田を見て私は、ひとこと言った。