婚約者は俺様なオタク様★





「うん。大丈夫だよ」


ニコッと笑って言う佐藤。


良かったぁ…


今、佐藤が神様に見えたよ。

いつも『オタク』とか思ってゴメン…。



「僕はこれで。またね、高田くんと山本さん」


佐藤は先に駅に入って行った。




一安心は、したものの…



「何で否定しなかったのよ!」

高田に睨んで言ってやった。


「あぁ?」


「『あぁ?』じゃないでしょ!」


「別に言っても減るもんじゃねぇだろ」



「そっそうだけど…!」



「帰るぞ」


ほら、また先に行く…。

自分の都合が悪くなったら話するの止めやがる。

マジ腹立つ!