それから数分して愛奈がリビングに来た。

「もう出来たのか?」

「うん!それでねおもしろいこと考えたの!」

「なんだよ?」

「これで目隠しして私の作った料理を
当てて見て!」

そこまでおもしろそうじゃないが
参加してやるか。

そう思った俺は、愛奈からバンダナを取って
目の辺りにまきつけた。

「よし、目隠ししたぞ。早く料理とってこいよ」

「うん!」