「…ごめんなさい」 「…そうか」 あたしは何とかその場を振り切った。 「悪かったな」 「いえ、こちらこそすみません」 あたしは資料室をあとにした。 ================== 「蛍っ?!」 「あやかチャン」 食堂に戻ると、あやかチャンがあたしに飛びついてきた。 「大丈夫だった?! 何もされなかった?!」 「うん、大丈夫だったよ」 「そぅ… 良かった」 まぁ、かなりピンチだったけどね。 「蛍、気をつけてね」 「うん」 …やっぱり篠塚くんは、要注意だ。