「あたしがっ、死ねばっ・・・蛍はっ・・・」 「蛍はまだ、 まだ生きていた・・・!」 「蛍・・・ ほたる、ほたる!」 「早乙女!」 「・・・?!」 篠塚くんが、あたしの頬に流れる涙をすくった。 「お前は悪くない」 そっと、 あたしに呟いた。