楓……

あたし、あなたのこと…

好きみたい。

大好きみたい。



伝えていいのかな?


受け止めてくれる?



あたし、自信ないよ……



でも楓にちゃんと気持ち、

伝えたい。



怖くて身体が震える。


身体の奥はすごく熱くて…

指先は凍えるほど、冷たい。


言わなきゃ……

ちゃんと言わなきゃ。



「か…えで?」


「うん? どうした?」


「あたし……」