送信:陽菜 陽菜だよ!! 登録よろしくね(。・ω・。) 楓が声かけてくれたとこで 待ってるね。 あたしは、そう送った。 後悔することは… 絶対やっちゃいけない。 もう後悔したくない。 そう思ったから。 自分にまで嘘つき続けることは、できないよ。 ふかふかの布団を頭までかぶる。 目をつぶると…… 楓の笑顔が浮かんでしまう。 ベッドに広がった携帯のバイブの振動。 ゆっくり目を開けて、携帯を開く。 誰からだろう? 楓かな? きっと、仕事だよね……