「残念だったなー、奈央。カケはオレの勝ち。やっぱりお前はオレには勝てないんだよ。んで、今日からお前はオレのカノジ・・・」 「わーわーわー!!!!!」 その先が聞きたくなくて、 わたしは大きな声を上げ、遮った。 「なに何?」とクラスのみんながきいてくるが、わたしは「なんでもないよ」と必死にごまかした。