「美影ちゃん、

ゴメンね。

ウチの総長さんってすんげえワガママな奴

だから、

そんなに簡単に帰れないと思う…」

拓霧が謝るけれど、

わたしわそんなに怒る程の気力が残っているワケなく、

其の侭夢に堕ちていった。