夏美はスズメを眺めていた。


「あー夏美。またスズメ眺めてる」

「うん眺めてる」

声をかけてきたのは親友の恭子だ。

「夏美って本当にスズメが好きなんだねぇ。」

「なんか、ちっちゃいしどこにでもいるじゃん。それがかわいいの」