ピピピ━♪




3時間目の終わりと共に携帯が鳴り響いた。





重たい手を動かして
メールを見た。





to涼

━本文━

いきなりでわるい。

もう

別れよう。

ごめんな。

━END━





読んだと共に
一瞬のうちで目から
涙が溢れ出て来た。








涼。





アナタの

瞳の中に

アタシは

写っていたでしょうか?


それから何通も送った。










この涙が枯れるまで...。