「ったく。もう言わないからな、しっかり聞くんだぞ。」
イラッとするのは何故だろう。
「名前は藤原咲。身長は143センチでショートヘヤーだ。サル並みの身体能力を持ってて、田舎者。あと、高い所が好きだ。木とかによく上ってる。」
…………。
いろいろ突っ込みどころがあるけど、これ以上長くなるのは勘弁だ。
「咲は携帯電話持って無いのか?」
「…持ってない。っていうか、咲のこと呼び捨てかっ?!」
……。
「うるさい。叫ぶな。で、どうやって探せと?」
「春がどうにかしてくれるんだろ。」
「人任せにしすぎだろ。…どこで待ち合わせしてた」
「えーっと…藤城駅だったと…思うぞ!」
「適当か!!」
「いや、咲から電話があってうれしくってよー!!いや、まじで咲は何でもかわいいんブチッ!!」
あ。
思わず電話切っちまった。
