「桜祐さんはお酒、呑まないんですか?」
「あぁ、俺今日は車だからさ。」
「…そうですか…。…あのっ」
「ごめんね??俺と話しててもつまんないでしょ。俺そろそろ帰るからさ、皆と話してきなよ」
「もう帰っちゃうんですか!?来たばっかりじゃないですか。」
淋しそうに俺を上目使いでみる。
高校生のくせにませてやがる。
「ごめんね、俺、高校生には興味ないんだぁ。春樹に無理矢理連れて来させられただけだしね。」
「え…?」
「じゃあね」
…ちょっときつかったかな
でも高校生がこんなんじゃだめだよ。俺責任とれないし…
てか、別に、なぁ?
俺は車に乗り込んでタバコをふかした。

