「おっきたきた…桜祐ー!」
「…来たぜ」
少し不機嫌な俺をさっしたのか春樹が耳元でいった。
「お前の向かいの席、いっちばん特上可愛い女の子にしてやったからさ♪」
「あっそ〜」
そういうのの前に、俺は合コンなんかで出会いを探すなんて興味ないんだってぇーの。
女の子たちはすでに席についていて話しをしていた。
「はいはーい!主役イケメン参上〜♪」
…ばか!恥ずかしいだろ!
「…村越桜祐です、よろしく」
「うわぁーめちゃくちゃ皆目線桜祐じゃん
なんだよ
じゃあ俺を連れてくんなっつーの
俺は春樹を睨む。
空いていた春樹のおすすめ席に座ると同時に向かいからどこかで聞いたような声が飛んできた。

