「あっ…ん…伸也(シンヤ)…待って」



「……彩(アヤ)?」



三月十四日。


ホワイトデー。



伸也の一人暮らしのアパート。



二人の熱で熱くなったベットの上。




私の体を愛してくれる伸也に…私は最後のお願いをした。