「ゆりかはぁ?」


だれかと行く予定あるのかなぁ…



「ね。ひとつ名案!」


人差し指をたてて身をのり出すゆりかに


「なぁに…?」


あたしはきょとんとしてしまう




「あたし大輔先輩と行きたいの。だから大河先輩も誘ってもらって4人で行こうよ?」



ゆりかがだいちゃんと…?



「だいちゃん?」


「そっ。」



「ゆりか好きだったの?」



「…うん。」