落ち着かなきゃ…


そうだ、お風呂でもはいって温まろう…



それが効果的かなんてしらないけど

他になにも思い付かないんだもん



じっとしていられなくて

急ぎ足でバスルームに向かった






嬉しいはずなのに


パニックな頭は


素直に喜んでくれないんだ。





はじめてのことがいっぺんに…

しかも驚くスピードで起こったもんだから無理もない。






先輩にどんな顔で会えばいいの?


ってゆうか…

好きって言われたって事は

返事しなきゃじゃんっ





逃げたくせに“あたしも好きです”って?





そんなことより…

やっぱりちゃんと吉原くんに言わなきゃ。




なにがあっても


やっぱりあたし…



先輩を忘れるなんて出来ないんだから…




ちゃんと…


謝らなきゃね…