いつまでたっても

覚悟したことは起こらなかった…





恐る恐る目をあけると

さっきの位置に戻っている彼。




え…?





そして「…ごめん」と漏らす一言。




「白石がちゃんと俺を好きになってからにしようと思ってたんだけど…我慢出来なくて……悪いっ」




彼の言葉がジンと心に沁みて




なにも言えなくなった…