ミーンミンミンm… あれから一ヶ月が過ぎ、季節は夏。 八崎蓮は冷房の効いた自宅で夏休みを過ごしていた。 あー…暇だぁー… ~♪♪ ん?高原から電話? もしもし? 『人生には時に、恋愛という名のスパイスも必要なんだよ。わかるかい?八崎蓮君。』 いきなり、何を言い出すんだコイツは 生憎(あいにく)、俺には年中無休で(二次元という名の)彼女がいるから心配ナッシングなんだ。 悪いが高原、先に行かしてもらうぜ!