「一人を可哀想って
言ってる奴が可哀想よ」

そう冷たく言い放った。

するとクラス中の視線が
私たちに集まる。

「なっ…
一人が何言ってんのよ!
なにもできないくせに!」

相手も私の発言に
腹をたてたそうで
言い返してくる。

相手の顔を見ると
真っ赤で相当
怒っているようだ。

私はそれを
気にすることなく、

「だって私は自分のこと
可哀想だと思わないよ。
それに私は
一人じゃないしね。」

そう言って
相手の目を見ると
私を思い切り睨めつけて
いた。

怖っ。

でも、負けてられない。