この言葉は嘘じゃないよ 本当のこと 「ゆ、柚卯くんはまだ 本当に好きな人はいないんですか??」 あきらめたのか 彼女は弱弱しい声で 俺に話しかけた 「うん。ごめんね」 そして俺は彼女の頭に手を置き やさしく撫でる これが俺の癖 やたらと誰かの頭を 撫でたがる