そう言って立ち上がり

消えた花火を捨てに行こうと

みんなのところへ戻る柚卯




「いいよ。」




私がそう言うと

柚卯は足を止めた




「...は??」

「は??ってなにさ!!人がせっかく決心したのに!!」





ふいっと背中を向けると

柚卯は後ろから私を包み込むように

抱きしめてきた