「葵!!!」 「ふぇっ!?」 「どうした??ボーっとして」 そこには 心配そうに私の顔を覗き込んでいる 柚卯の姿 「んーん。なんでもないよ」 わざと強がって笑ってみるけど 柚卯にはそんなの通用しないみたい 少し時間は早いけど 私と柚卯は花火の見える隠れスポットへ