「マジで葵には手出すなよ」 「は?なんで」 なんだか 空気がだんだん重くなっていて... 「なんでって、俺の女だからだ」 「ふーん」 さらっと カッコイイ言葉を言う柚卯にキュンキュンして 舞い上がってるのは私だけで 「でもさ、俺気になんだよね。」 「葵ちゃんのこと」と言って 私の髪を優しく触ってくる そんな動作に慣れていない私は パニックになって 顔がどんどん熱くなってくる