「お母さん、この人が彼氏の
 森丘柚卯くん」




外で待っていた柚卯は




いつも学校で放ってる

ふわふわのイメージとは

間逆で



石みたいにカチコチだった





「あら柚卯くん?
 はじめまして。葵の母です」



「あ...えっと...はじめまして
 葵さんとお付き合いさせてもらてマス」




そんな柚卯くんを見て

お母さんはうれしそうに微笑む