ガラッ
「失礼します・・・・」


保健室のドアを開くと、そこには誰もいなかった。

このまま先生を待とうかと思ったけれど、座っていても私の中から溢れ出そうとする何かが収まる気配がなかったので、私はベッドに向かった。


ベッドを囲う白いカーテンを開けると、その光景に私は目を疑った。





「桜川・・・・先輩・・・・?」