私、櫻井真利、今日は私のお母さんの彼氏が家に来ます。
その、彼氏には、息子がいるそうです。
あーーー息子がすごくイケメンだったらどうしよう!楽しみだなー!

「コンコン」

「はーーい」

ガチャっとドアの開ける音、ドアの向こうには...
私が通う、高校の2つ上の1,2年に大人気の霧山俊介先輩がいた!

「・・・おまえが、櫻井真利?」

「・・・はい、そうですけども・・・なんで、霧山先輩がここに?」
私は、すごく動揺している。自分でもわかるくらい。

「おまえの、かーちゃんの彼氏、霧山竜助」

「・・・・・ええーーーーーーーーーーーー!」
「じゃあ、お母さんの彼氏の息子は、霧山先輩ーーー?」

「あぁ」

「・・・あんた達楽しそうじゃん」

「お母さん!」
「もしかして、このこと知ってたのー!?」

「あたりまえじゃん!」

・・・こうして、私と俊介先輩の同居生活が始まった・・・