中学三年生の冬。 篠原が直哉に告って、 直哉が篠原にOK出した。 それから二年ぐらい続いてるんだから凄いもんだ。 そりゃ、アタシだって直哉を忘れる努力はした。 告られたら片っ端から付き合ってみた。 …でも、なんか違う。 何をされても、ちやほやされても心が満たされない。