「何でもない。ありがとう」
「ライブ、また行きたいの? oasis、見たいの?」
……。
「また、ライブあると思うからその時は誘うよ」
「うん。ありがとう」
「じゃ、また明日ね。お疲れ」
バタン……
菜々は出ていった。
「お疲れ……」
私は、ドアに向かって呟いた。
店から歩いて、わずか20分。
ウィークリーマンションに着いた。帰りにコンビニで買ってきたお弁当を食べるが、いつもより進まない。
暑さのせいだろうか?
お弁当は半分くらい食べて、捨てた。何だかいつもよりダルくて動きたくない。やる気が起きない。
テレビをつけるとイライラしてくる。音楽を聴く気にもなれない。
ただただ、何も考えずにボーッとしていたかった。
静かな所で、静かに……じっとしていたくて私は体育座りをし、目を閉じた。
♪♪♪~……
……!!!
突然、胸を突くような刺激が私に襲いかかる。
それは鳴りやまず、静かな空間を、渇いた音が部屋中を包み込んだ。
「ライブ、また行きたいの? oasis、見たいの?」
……。
「また、ライブあると思うからその時は誘うよ」
「うん。ありがとう」
「じゃ、また明日ね。お疲れ」
バタン……
菜々は出ていった。
「お疲れ……」
私は、ドアに向かって呟いた。
店から歩いて、わずか20分。
ウィークリーマンションに着いた。帰りにコンビニで買ってきたお弁当を食べるが、いつもより進まない。
暑さのせいだろうか?
お弁当は半分くらい食べて、捨てた。何だかいつもよりダルくて動きたくない。やる気が起きない。
テレビをつけるとイライラしてくる。音楽を聴く気にもなれない。
ただただ、何も考えずにボーッとしていたかった。
静かな所で、静かに……じっとしていたくて私は体育座りをし、目を閉じた。
♪♪♪~……
……!!!
突然、胸を突くような刺激が私に襲いかかる。
それは鳴りやまず、静かな空間を、渇いた音が部屋中を包み込んだ。

