慧said

俺は、

まず疾風が零を仲間にしたがったこと

最初は反対だったが、恭耶の拳を避けたのを見て賛成したこと

あと…、朱雀のいざこざに零が必要と思ったことなどを

咲夜さんに説明した。

説明し終わりチラリと咲夜さんを見ると…、殺気がスゲー…

俺殺される?

なんてことを考えていると

咲夜さんは

「お前の言うことはわかった。確かに零は強い、おそらく慧、お前と同じぐらいにな…」

零の奴そんなに強いのか自分で言うのもなんだが俺は強い…多分;

「だが、いくら強いと言っても所詮女だ男の力には敵わない、お前は零に危険が迫った時こいつを守れるのか?」

俺は咲夜さんを見つめた。

…正直必ず守ると言うことはできないと思う、でも守れる守れないじゃなく俺は

「守りたい」

咲夜さんは驚いた顔をした、

……ん?

今俺何言ったんだ?

“守りたい”

俺何はずいこと言ってんだ///

いやでも疾風や恭耶も守りたいし

うん、間違ったこと言ってねーよな?

一人で納得していると

「そうか、なら風雅に入ることを許す」

「ありがとう!咲にぃ」

「ありがとうございます、咲夜さん」

「いいとこあるじゃない、咲夜」



「だが!」