あれから30分位たったが零は目を覚まさない…

前総長が来る前に目を覚ましてもらわねーと

やっぱしつれーだよな、零を見に来るのにその本人が寝てたら。

「で、お前らはさっきから何してんだ?」

俺はさっきから零の寝ているソファーの周りを落ち着きなく、ぐるぐる回っている恭耶と疾風に聞いた。

「だってよー心配じゃん?」

「うんうん」

確かに心配だけど…、酒に酔ってるだけだし。

「はぁ~」

「「なんでため息つくんだよ!」」

またはもってるし…



バンッ!

「慧~お姉さまが来てあげたわよ~」

ゲッ!うざい奴が来た。

「あっ!麗華さん」

「あら、疾風久しぶり、恭耶も」

「「久しぶりです!」」

たくうるせー、零が起きちまうじゃねーか。

俺はチラリと零を見た……

ほら起きちまった…