1分位だったと思う

3人とも30秒位ポカーンと固まって

後はわたわたと慌てていた

その様子を眺めていると

冷静を取り戻した永が言った

「それはちょっと…無理かと」

「なんで?歳同じ位だと思うんだけど…皆何年?」

「俺たち3人とも中3ですけど…」

「ほらやっぱり、俺も中3だよ?だから敬語使わなくていいよ」

中3、そう聞いて永と

後ろでわたわたしていた2人も表情に驚きが見えた。

きっと私が小さいからだろうな…

はぁ…

心の中でため息をつく


「でも…」

「でもじゃなくて、俺上下関係あんまり気にしないから、友達感覚で居たいんだけど…」

そう言うと見る見る内に3人とも涙目になった

「「「零さ…零!」」」

…うん、間違えそうになったけど、さん付けやめてくれたみたいだね。



「じゃあこれからよろしく、洸、永、快」

3人を見て言うと3人ともにっこり笑って返してくれた

「「「よろしく!」」」