「ばか。私勘違いしてたじゃない。 ばかみたい。本当にばか……」 「ごめん…」 それしか言うことが出来なかった。 次の言葉を聞くのが怖かったんだと思う。 「……家入る?寒いでしょ?今誰もいないから。」 「ぇっ?」 驚いた。 今まで家に入ることを拒まれてたし。 「だから…… 私も好き…なの。 だから、 もう一度付き合ってください。」