とある4月18日の放課後


私はユイとコトノと一緒に


保健室へ行った。


保健室は独特な匂い


私はこの匂いが好きだ。


保健室には2人の先生が居る


金築先生、小川先生


2人はとても優しくて心から尊敬してる先生だ


私もこの先生達のように


尊敬できる人になりたいと思ってる。


保健室に入って仕切りを通り抜けた瞬間―――...


「お、ユウキじゃん!」


ユイは『ユウキ』と言う男の子に声を掛けた


保健室にあるソファーの上に寝転がって携帯を弄っている


ちょっと可愛い男の子


「ユイか、保健室に来てどうした?」


「ううん、ちょっと体調が悪くて...」


仲が良い2人の姿、1年の時から知っているらしい


私は、元々男の子が苦手であまり話しかけなかった


だけど、この男の子だけは違った


ユウキって子は、何者なんだろうと...


「きっくん、だっけ...良く保健室来るよねー!」



☆ ☆ ☆